ささやき

《ささやき(悄悄话)》是星新一的一篇超短篇科幻小说。构思和内容并无特别之处,但是因为语言简单篇幅短,被拿来作为三年级的日语课的阅读材料之一。某次作业就是续写这篇小说,我还挺喜欢自己的这篇半小时内构思好的日语习作,故放在博客上收藏。

本篇结构是:《ささやき》的前半部分 – 我的习作续写 – 《ささやき》的后半部分,星新一自己写的结尾。

———————————————————–ささやきの前半 ——————————————————

部屋の片すみにある記憶装置が、ベルの音をひびかせた。やわらかい寝椅子の上で昼寝をしていた私は目をさました。手を伸ばして、そばにあった銀色の小さな噴霧器を取った。ボタンを押すと、覚醒剤を含んだ霧がわき出してくる。それを吸いながら、私は装置に聞いた。
「おい、なにを知らせようというのだ」
装置のスピーカーは正確な口調で、私に注意を与えてくれた。
「はい、きょうは2030年、7月1日でございます。あなたのための、クラス会のパーティーでございます。出席なさることになっております。はじまるのは六時。ただいまは五時。そろそろおしたくをなさらなければなりません」
この記憶装置はなにもかも覚えていてくれて、順序を追って、私に注意を与えてくれる。地球の生活は、しばらくのあいだに一段と進歩した。
私は学校を出るとすぐ、火星の開拓地に働きに出かけた。そして、五年ぶりに地球に帰ってきた。それを祝って、学校の時の同級生たちがパーティーを開いてくれるのである。
「そうだったな」
と、私はつぶやき、手ばやくシャワーをあび、外出用の服に着かえた。それから、壁のボタンを押した。それに応じて、壁のなかから電話機が出てきた。録音による女の声が問いかけてきた。
「どちらにおかけになりますか」
「R万能サービス会社にたのむ」
「はい、少々お待ち下さい」
つづいて、カチカチいう音がして、まもなく相手が出た。
「こちらはR万能サービス会社でございます。どんなご用命でございましょうか」
「これからクラス会に出かけるところだが、どうも困ったことがあるのだ」
「どんなことでございましょう」
「わたしは卒業いらい、五年ほど火星で働いてきた。そのため、パーティーの作法などを、すっかり忘れてしまった。わたしのための会なので、出なければならないが、あまりみっともないことにならないようにしたい」
「ごもっともでございます」
「そこで思いついて、電話をしてみたわけだ。聞くところによると、そちらはあらゆる方面で知恵を貸してくれるそうだが、なにか、いい方法はないものだろうか」
「よろしゅうございます。お手伝いいたしましょう」
「それはありがたい。助かった。で、どうすればよいのだ」
「配達パイプで、すぐに超小型イヤホーンをお届けいたします。それを耳にさしこんでお出かけ下さい。どんなに振舞ったらいいかを、当社からの無線で、つぎつぎと指示いたします。その通りになされば、恥をおかきになることはございません」
「よろしくたのむ」
電話を終ってしばらくすると、そばの壁の穴で音がした。配達パイプを通って、空気の力で小さな箱が届けられたのだ。開いてみると、請求書とともに、小さなイヤホーンが入っていた。
耳に入れてみると、うまくおさまり、鏡にうつしてみたが、ひとには気づかれそうになかった。はたしてうまく行くのだろうか。いくらか心配ではあったが、伝統を誇るR万能サービス会社を信用して、やってみることにした。

———————————————-ささやきの続き(私のバージョン) ——————————————

私はイヤホーンを耳に差し込んでレストランに行った。

「ああ、葉さん。久しぶりです。」

青いジャケットを着ている女の人が私に挨拶をした。でも、あの人の名前が覚えてなかった。その時、イヤホーンから声を聞いた。

「こちらは森田葵です。「久しぶりです、森田さん。」と言ってください。」

私はそうした。

「いいですね。これからも指示に従ってください。」

さらに、私はバーティーで同級生と挨拶をしたり、話したり、ワインを飲んだりして楽しんでしまった。その時、また声が聞こえた。

「あの赤いドレスを着ていて、ワイングラスを持っている女を見ましたか。」

「ええ、見た。」私はそう思う。

「あなたのポケットにピストルがあります。そのピストルを使って、あの女を殺せ。」

ええ?どして?それはできない。でも、そう思うと頭で一瞬激しい痛みを感じた。

「パーテイーに会った人は本当にあなたの同級生ですか。どうして一人だけの名前も覚えていないのですか。あなたは日本人ですが、名前はなぜ中国人の名前みたいな「葉」を使っているか考えたことありますか。でも、ご安心ください。これから、自分の脳を使わなくても大丈夫です。イヤホーンからの指示に従えばいいんです。「R万能サービス会社」のフルネームは「Robotの万能サービス会社」です。社長は世界中で一番発達したロボットですが、会社員は全員自分の脳を使いたくない、コンピューターを頼る人間です。あなたはもう会社員です。あなたは指示に従わないと、耐えられないほどの神経痛になるようになっています。さあ、早速、あの女を殺せ!」

部屋の片隅にある記憶装置が、ベルの音をひびかせた。柔らかい寝椅子の上で昼寝をしていた私は目をさました。手のひらに小さなイヤホーンがある。

「今はもう5時59分です。早く出かけなければいけません。カプセルに乗ると、1分ぐらいでパーテイーに着けます。」

記憶装置のスピーカーが話した。先のは夢だったのか?本当だったのか?このイヤホーンを使えば、私は人間なのか、人形なのか?どうすればいいかな。(終わり)

———————————————————–ささやきの後半 ——————————————————

ヘリコプター・タクシーを呼び、会場に出かけた。しばらく会わなかったので、どの友人を見てもなつかしかった。やがて、耳のなかで指示のささやきがはじまった。
〈さあ、タバコを出して、相手にすすめなさい〉
私はポケットからケースを出した。
「どうです。お吸いになりませんか」
そばにいた友人は、一本を手にした。
「や、ありがとう。ところで、火星の話をしてくれないか。みんな、聞きたがってる」
私はちょっと困った。地球から眺めれば小さい星だが、行ってみれば一つの大きな惑星だ。そう手短かに話せるものではない。
しかし、すぐに耳のなかに指示があった。火星の光景、現在の開発状態について、手ぎわよくまとめた文句が聞こえてきた。私は時どき首をかしげ、考えるふりをしながら、その通りに話した。
まわりの友人たちが興味深く聞いてくれたので、私はほっとした。自分では、こううまくは話せない。つづいて、また指示が聞こえてきた。
〈ここで笑わせるのです・・・〉
そして、火星を舞台にした小話を教えてくれた。火星にいた私さえ聞いたことのないものだった。だが、それを話すと、みなは大いに笑ってくれた。
こうしてパーティーは、私が心配したようなこともなく、順調に進行した。耳のなかのささやき通りにしていればいいのだ。時どき〈酒を飲みすぎないように〉とか〈ぼんやり立ってないで、そばの人にこう話しかけろ〉とか〈そら、いっしょに笑え〉などと、教えてくれた。
私はそれに従い、従うことによって、万事はスムースにいった。少しも恥をかくことなく、楽しさにあふれた宵をすごすことができた。
つぎの日。
R万能サービス会社への支払いは、銀行に電話するだけですむのだが、私は持参することにした。昨晩、私のために熱心に指示を送ってくれた係に会って、直接にお礼を言いたかったのだ。
受付でその旨を伝えると、まもなく担当の社員があらわれた。私は彼の手をにぎり、心から感謝の言葉をのべた。
「なんとお礼を言っていいのかわからないほどです。おかげで、ぼろも出さないですみました。ありがとう」
「けっこうでした。お役に立って」
「しかし、よくあれだけ勉強したものですね。火星については、わたしよりくわしいほどだ。たいへんだったでしょう」
「いえ、あれはわたしではありません」
という答えに、私は文句を言った。
「おい、なんだって。わたしが来たのは、その人にお礼を言いたいからなんだぞ」
社員はためらったが、私は無理にたのんで、やっとその本人に会わせてもらうことができた。
「あれです」
社員の指さした物を見て私は驚いた。
「なんだ。あれは幅の広い録音テープじゃないか。なるほど、そうだったのか。しかし、あのテープだけで、よくほかの友人との話が合ったものだな」
その答えもまた、私を驚かせた。
「いえ。ほかのみなさんも、あのテ-プから送られる指示をお受けになっていたわけです。あのテープは、火星帰りの人を迎えるパーティー用のものです。だから、すべてが一糸乱れずに進行したのでございます
「そうとは知らなかった・・・」
と、私はため息をついた。しばらく地球を留守にしたが、そのあいだにも世の中は一段と進んでいる。私は持ってきた代金を手渡した。
「ありがとうございます。また、ご利用のほどを」
社員はていねいに頭を下げた。その時、私が昨夜使ったイヤホーンと同じようなものが、彼の耳から落ち、床の上をころがっていった。(終わり)

 

后记

实话说,我更喜欢自己的续写。灵感其实是来自《攻壳机动队》。关于怎样才能定义一个人的讨论,如果说《攻壳》提出的是“一个只剩下大脑,其他部分全是义体的人,这还能称之为人类吗?” 这一问题,那么在我的续写里,就考虑另外一个极端,“如果拥有人类的肉体,唯独大脑被控制,这样能算做人类吗?”

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